受験勉強計画の立て方|カレンダーで続けるコツを解説
更新日:2026年8月26日

受験勉強では、「何時間勉強するか」だけでなく、受験日までに何を終わらせるかを決めることが大切です。
しかし、最初から毎日の予定を細かく決めすぎると、少し遅れただけで計画全体が崩れてしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、受験日から逆算して月・週・日の順に予定を分け、カレンダーで見える化する方法です。
この記事では、受験勉強計画の立て方や受験カレンダーの作り方、計画が遅れたときの修正方法、モチベーションを維持するコツまで解説します。
目次
- 受験勉強はなぜ計画を立てることが大切?
- 受験勉強計画の立て方5ステップ
- 受験カレンダーの作り方|4つの手順
- 受験カレンダーには何を書く?具体的な記入例
- 月間・週間・1日の学習計画を使い分けよう
- 受験勉強の計画が崩れたときの立て直し方
- 受験勉強のモチベーションを維持するカレンダー活用法
- 受験の学習計画にはどんなカレンダーがおすすめ?
- 受験勉強計画でよくある失敗
- 受験勉強計画に関するよくある質問
- まとめ|受験勉強計画はゴールから逆算してカレンダーで見える化しよう
受験勉強はなぜ計画を立てることが大切?
受験勉強の計画を立てる目的は、今やるべき勉強を明確にすることです。
受験日が決まっている以上、使える時間には限りがあります。ゴールから逆算して考えることで、科目ごとの優先順位も決めやすくなります。
受験日までの残り時間を把握できる
まず受験日を確認すると、「あと何か月あるのか」が具体的になります。
残り期間がわかれば、基礎固め、問題演習、過去問対策などに使える期間を分けやすくなります。
科目ごとの優先順位を決めやすくなる
すべての科目に同じ時間を使う必要はありません。
模試の結果などを参考に、苦手科目や伸ばしたい分野へ多めに時間を配分すると効率的です。
勉強の遅れに早く気づける
計画をカレンダーに書いておけば、「今週終える予定だった範囲が残っている」といった遅れにも気づきやすくなります。
遅れを早めに把握できれば、受験直前に慌てて調整するリスクを減らせます。
受験勉強計画の立て方5ステップ

受験勉強計画は、今日から予定を積み上げるより、受験日から逆算して作ると整理しやすくなります。
1.志望校と受験日を確認する
最初に、志望校の試験日や出願時期を確認します。
受験日をカレンダーに書き、そこを最終ゴールとして考えましょう。
2.現在の学力と苦手科目を整理する
模試や定期テストを参考に、
- 得意科目
- 苦手科目
- 復習が必要な単元
を整理します。
苦手科目ほど早い段階から取り組むなど、優先順位を決めましょう。
3.受験までに終える教材・範囲を決める
「数学を頑張る」ではなく、
「問題集を○月までに1周する」
「英単語を○月までに1,500語覚える」
など、達成条件を具体的にします。
4.月ごとの目標に分ける
長期目標を月単位に分けます。
| 期間 | 英語 | 数学 |
|---|---|---|
| 8月 | 単語・文法の基礎 | 基礎問題 |
| 9月 | 長文演習 | 苦手単元の復習 |
| 10月 | 長文・応用演習 | 応用問題 |
| 11月 | 過去問開始 | 過去問開始 |
| 12月以降 | 過去問+弱点補強 | 過去問+弱点補強 |
実際の時期は、受験日や現在の学力に合わせて調整してください。
5.1週間・1日の学習計画に落とし込む
月間目標が決まったら、
「今週は問題集P.30?60」
「今日はP.30?35」
というように細分化します。
これにより、「今日は何を勉強すればよいか」が明確になります。
受験カレンダーの作り方|4つの手順
受験カレンダーには、毎日の細かな予定をすべて書く必要はありません。
まずは、重要な期限や目標日から記入するのがおすすめです。
1.受験日・模試の日を書き込む
最初に、受験日や模試、学校行事など動かせない予定を書きます。
勉強に使える日数を把握するためにも重要です。
2.教材を終える期限を書く
たとえば、
「9月30日 数学問題集1周目終了」
のように、教材ごとの締切を決めます。
3.過去問を始める日を書く
受験直前になって初めて過去問に取り組むことがないよう、開始時期もカレンダーへ書いておきましょう。
4.予備日と振り返り日を入れる
計画は予定通り進まないこともあります。
週に1日程度、遅れを取り戻すための予備日を作っておくと調整しやすくなります。
受験カレンダーには何を書く?具体的な記入例
カレンダーには、「何をするか」がすぐわかる形で書くことがポイントです。
| 曖昧な書き方 | おすすめの書き方 |
|---|---|
| 英語をやる | 英単語1?100復習 |
| 数学を勉強する | 問題集P.30?40 |
| 過去問 | 英語の過去問1年分 |
| 復習する | 模試の数学・間違えた問題5問 |
| 苦手克服 | 二次関数の基本問題20問 |
「科目+範囲」で具体的に書く
「数学」だけでは、何をすれば終わりなのかわかりません。
「数学 問題集P.20?30」のように範囲まで書くと、行動しやすくなります。
締切日と完了条件を決める
「英単語を覚える」ではなく、「今週中に300語復習」のように期限と量をセットで決めましょう。
終わった予定にはチェックを付ける
終了した予定にはチェックや印を付けます。
達成した内容が目に見えるため、学習の進み具合を確認しやすくなります。
月間・週間・1日の学習計画を使い分けよう

受験勉強では、長期計画と短期計画を組み合わせることが重要です。
| 計画 | 管理する内容 |
|---|---|
| 月間 | 模試・教材終了・過去問開始 |
| 週間 | 今週終わらせる単元 |
| 1日 | 今日やるページ・問題数 |
月間計画で受験までの全体像を見る
月間カレンダーには、大きな目標を書きます。
「今月は基礎固め」「来月から過去問」など、勉強の方向性を確認するために使います。
週間計画でやることを分割する
月間目標を4週間程度に分割すると、具体的な行動へ落とし込みやすくなります。
1日の計画は詰め込みすぎない
予定を100%埋めると、学校行事や体調不良などで簡単に崩れてしまいます。
無理なく終えられる量を基準にしましょう。
受験勉強の計画が崩れたときの立て直し方

勉強計画は、一度作ったら変更してはいけないものではありません。
むしろ、定期的に修正しながら続けることが大切です。
週に1日は予備日を作る
予備日を設けておけば、予定が遅れても1週間単位で調整できます。
できなかった勉強を翌日に全部足さない
前日の予定をそのまま翌日へ追加すると、学習量が増え続けてしまいます。
優先順位を確認し、必要な内容だけ移動させましょう。
毎週カレンダーを見直す
週末などに進捗を確認し、翌週の予定を調整します。
| 状況 | 見直し方 |
|---|---|
| 1日遅れた | 予備日へ移動 |
| 毎週遅れる | 1日の量を減らす |
| 特定科目だけ遅れる | 優先順位を変更 |
| 予定より早い | 復習や苦手対策に充てる |
受験勉強のモチベーションを維持するカレンダー活用法

受験カレンダーは、予定管理だけでなく、これまでの努力を見える化するツールとしても使えます。
達成した予定にチェックを入れる
終わった予定にチェックを付けると、「これだけ進んだ」という実感を持ちやすくなります。
模試や目標日までの日数を見える化する
模試や受験日を書いておけば、残り期間を意識しながら勉強できます。
ただし、焦りすぎないよう「あと○日だから何をするか」まで考えることが重要です。
勉強できない日があっても計画全体を捨てない
1日できなかっただけで、計画をすべてやめる必要はありません。
翌日に無理やり詰め込まず、週単位で調整しましょう。
受験の学習計画にはどんなカレンダーがおすすめ?
受験勉強では、予定を書き込みやすく、先のスケジュールを見通せるカレンダーがおすすめです。
| タイプ | おすすめの使い方 |
|---|---|
| 卓上カレンダー | 勉強机で毎日の進捗確認 |
| 壁掛けカレンダー | 月全体の計画を確認 |
| 月間タイプ | 模試・教材期限の管理 |
| 複数月表示 | 数か月先まで逆算 |
勉強机なら卓上カレンダー
卓上タイプは、机に置いたまま予定を確認できます。
勉強を始める前に、その日の目標を見る習慣を作りやすいでしょう。
長期計画なら壁掛け・月間タイプ
月全体をひと目で確認したい場合は、壁掛けタイプが便利です。
模試や教材の期限、過去問の開始日など、大きな予定を管理しやすくなります。
書き込みスペースの広さを確認する
受験用として使うなら、日付だけでなく学習内容を書ける余白が必要です。
デザインだけでなく、1日分の記入欄も確認して選びましょう。
受験勉強計画でよくある失敗
受験勉強の計画が続かないときは、内容を詰め込みすぎていないか確認してみましょう。
毎日の予定を詰め込みすぎる
「毎日5科目すべて勉強する」など、無理な計画は継続しにくくなります。
優先順位を付けて、現実的な量に調整しましょう。
「数学をやる」など内容が曖昧
予定が曖昧だと、勉強を始めるときに迷ってしまいます。
ページ数や問題数まで決めるのがおすすめです。
休みや予備日を入れていない
体調不良や学校行事などを考慮し、余裕を持たせましょう。
一度立てた計画を修正しない
受験勉強を進めると、得意・苦手も変化します。
1週間ごとなど定期的に見直すことが大切です。
受験勉強計画に関するよくある質問
受験勉強の計画はいつから立てればよいですか?
受験を意識した時点で作り始めて問題ありません。
開始時期よりも、現在地と受験日を確認し、残り期間に合わせて計画することが重要です。
勉強計画は1日単位と1週間単位のどちらがおすすめですか?
両方を組み合わせるのがおすすめです。
1週間で終える目標を決めたうえで、毎日の学習量へ分割すると調整しやすくなります。
計画通りに勉強できないときはどうすればよいですか?
まず1日の予定量が多すぎないか確認しましょう。
毎週遅れる場合は、予定を減らしたり、優先順位を変更したりする必要があります。
受験カレンダーには何を書けばよいですか?
受験日、模試、教材の終了期限、過去問の開始日、復習日などを書きましょう。
毎日の予定は「科目+範囲」で具体的にすると実践しやすくなります。
紙のカレンダーと学習管理アプリは併用できますか?
併用できます。
たとえば、紙のカレンダーで月間の目標を確認し、アプリで毎日の学習時間を記録するなど、役割を分けると管理しやすくなります。
まとめ|受験勉強計画はゴールから逆算してカレンダーで見える化しよう
受験勉強計画では、まず受験日をゴールとして設定し、そこから月・週・日の順にやることを分けていくことがポイントです。
特に、
- 受験日から逆算する
- 教材を終える期限を決める
- 「科目+範囲」で具体的に書く
- 予備日を設ける
- 毎週計画を見直す
- 終わった予定にチェックを入れる
といった工夫をすると、計画を実行しやすくなります。
受験カレンダーは、予定表であると同時に、自分が積み重ねてきた勉強を確認できる記録にもなります。
まずは受験日と次の模試の日を書き込み、そこから今月やるべきことを逆算してみましょう。














