意外と知らないカレンダーでよく見る【六曜】の意味を解説
更新日:2025年6月13日 11:29
目次
六曜とは?
日本の暦における一種の暦注で、1日に「吉凶」を示す6つの種類の運勢のことを指します。
縁起を判断する文化的なカレンダーとして、冠婚葬祭や引っ越し、開業日などの行事や予定を決めるために参考にされています。
六曜の種類(6つ)
・先勝(せんしょう / せんかち) 「午前は吉、午後は凶」とされる。 急いで物事をすると良い日。
・友引(ともびき) 「友を引く」→お祝い事は吉、お葬式は凶。 午前・午後は吉、昼(11?13時)は凶。
・先負(せんぷ / せんまけ) 「午前は凶、午後は吉」 何事も控えめにした方がよい日。
・仏滅(ぶつめつ) 「すべて凶」とされる大凶日。 お祝い事は避けられることが多い。
・大安(たいあん)
「すべてが吉」とされる大吉日。
結婚式や開業など、おめでたい日に人気。
・赤口(しゃっこう / しゃっく)
「午前11時頃~午後1時頃だけ吉、それ以外は凶」。
火や刃物に注意する日とされる。
六曜を気にするシチュエーション
結婚式:大安が圧倒的人気。仏滅は避けられがち。
お葬式:友引は避けられる(友を道連れにするという意味合いから)。
引っ越し・契約日:大安がよく選ばれる。
まとめ
六曜には科学的な根拠はなく、あくまで古くからの風習に基づいたものです。
そのため、現代では「気にしすぎない」という考え方も増えてきていますが、冠婚葬祭のような場では相手の価値観への配慮として参考にするのも大切です。
六曜は長い歴史の中で受け継がれてきた日本独自の文化のひとつ。
日常生活のちょっとした指針として、また大切な日を選ぶ際のヒントとして、カレンダーを見る楽しみに加えてみてはいかがでしょうか?