卓上カレンダーの名入れ、オリジナルカレンダー制作

毎日が楽しくなる「日めくりカレンダー」の世界｜サイズ比較やめくった紙の活用法

更新日:2025年12月25日 15:19

朝の光の中で日めくりカレンダーをめくる日本人女性の手元

スマホを見れば一瞬で今日の日付がわかる時代。それでも、あえて「毎日手で一枚ずつめくる」というアナログな日めくりカレンダーを選ぶ人が増えています。

「ビリッと破る感覚が好き」「毎朝の名言が楽しみで、一日を頑張れる」

そんな風に、日めくりカレンダーは単なる日付確認ツールを超えて、暮らしにリズムと彩りを与えるアイテムとして再注目されています。

この記事では、今こそ生活に取り入れたい日めくりカレンダーの魅力や、失敗しないサイズの選び方、そしてめくった後の紙の楽しい活用法まで、その奥深い世界をご紹介します。

「めくるのが面倒くさそう」と思うかもしれません。しかし、その「ひと手間」こそが、忙しい現代人にとって心の整う時間になるのです。多くの人がハマる3つの理由を見てみましょう。

破り取ったカレンダーの紙を手に持ち、窓の外を眺める女性

朝起きて、昨日の日付を破り捨て、新しい日付を表にする。このシンプルな動作は、「昨日までのことは終わり！今日という新しい一日が始まる」という気持ちの切り替えスイッチになります。

何となく過ぎていく毎日に区切りをつけ、「今日一日を大切にしよう」という前向きな気持ちをセットできるのが最大の魅力です。

日めくりカレンダーの醍醐味は、日付以外の情報量の多さにあります。

毎朝めくるたびに「へぇ、そうなんだ」という小さな発見があり、朝の会話のネタや、その日の行動のヒントを与えてくれます。

昔ながらの日めくりカレンダーには、月の満ち欠け（月齢）や旧暦、二十四節気（夏至や冬至など）が詳しく記載されています。

「今日は満月だから空を見てみよう」「そろそろ立春か」と、空や季節の変化に目を向けるきっかけになり、自然と丁寧な暮らしを意識できるようになります。

日めくりカレンダーには、大きく分けて「伝統的なタイプ」と「モダンなタイプ」があります。目的や置く場所に合わせて選びましょう。

薄い紙が365枚綴られており、毎日破り取っていく最もポピュラーなタイプです。

情報量が非常に多く、六曜（大安・仏滅）や行事もしっかり書かれています。壁掛け用の金具が付いているものが多く、リビングやオフィスでの実用性はナンバーワンです。

雑貨店などでよく見かける、リングで綴じられたタイプです。

破るのではなく「後ろに回す」仕組みのものが多く、ゴミが出ません。中には日付（数字）だけで年号が入っていない「万年カレンダー」もあり、一度買えば何年も使い続けられるのが特徴です。インテリアとしてデスクや玄関に飾りたい方におすすめです。

松岡修造さんのカレンダーで有名になったように、特定のテーマに特化したタイプです。

これらはプレゼントとしても非常に人気があります。

モダンなリビングの柱や壁に掛けられた日めくりカレンダー（サイズ感）

ネット通販で日めくりカレンダーを買う際、一番失敗しやすいのが「サイズ感」です。

日めくりカレンダー特有の「◯号」という表記は、メーカーによって多少異なりますが、おおよその目安を知っておくと選びやすくなります。

号数（目安）	サイズ感（縦×横）	イメージ・用途
10号・9号	約 38cm × 26cm	かなり大きい。 B4サイズ程度。広いオフィスや店舗、工場など遠くから見たい場所に。
8号・7号	約 26cm × 19cm	標準サイズ。 B5ノート程度。リビングに掛けても見やすく、存在感がある。
6号・5号	約 18cm × 12cm	少し小さめ。 B6単行本程度。柱やトイレ、キッチンなど狭いスペースに最適。
小型・卓上	約 10cm前後	手のひらサイズ。デスクの上やパソコンの横に。