一粒万倍日とは?意味や由来、やってはいけないこと・財布や結婚への吉凶を解説
更新日:2025年12月22日 12:15

目次
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは?
- 運気を上げる!一粒万倍日に「やると良いこと」
- 苦労も万倍に…?一粒万倍日に「してはいけないこと」
- 気になる組み合わせ!他の「六曜・吉日」と重なったら?
- 【目的別】財布・結婚にベストな日の選び方
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
カレンダーや手帳の日付欄で、小さく書かれた「一粒万倍日」という文字を見かけたことはありませんか?
「なんとなく良い日だとは知っているけれど、具体的に何をすればいいのか分からない」「仏滅と重なっている日はどう判断すればいいの?」と疑問に思う方も多いはずです。
一粒万倍日は、何かを新しく始めるのに最適な「吉日(きちじつ)」の一つです。その意味やルールを知っていると、大切な予定を立てるのがもっと楽しくなり、自信を持って一歩を踏み出せるようになります。
この記事では、一粒万倍日の正しい意味や由来、運気を上げるために「やると良いこと」、逆に避けるべき「してはいけないこと」を分かりやすく解説します。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは?
一粒万倍日は、日本の暦(こよみ)における「選日(せんじつ)」の一つで、古くから庶民の間で大切にされてきた吉日です。まずはその言葉の意味と由来を見ていきましょう。
一粒のモミが万倍に実る「事始め」の吉日

「一粒万倍」という言葉には、読んで字のごとく「一粒のモミ(種)が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味が込められています。
つまり、「ほんのわずかな行動や努力でも、この日に始めれば万倍もの大きな成果になって返ってくる」とされる日です。そのため、仕事始め、開店、種まき、お金の支出など、「何かを新しくスタートさせる」のに最も適した日とされています。
読み方と由来、選日(せんじつ)について
読み方は「いちりゅうまんばいび」、または「いちりゅうまんばいにち」です。
これは六曜(大安・仏滅など)とは異なる「選日」というカテゴリーに含まれます。選日とは、十干十二支(じっかんじゅうにし)の組み合わせによって吉凶を占うもので、一粒万倍日は平均すると月に4~6回ほど巡ってきます。大安よりも頻度が高く、日常に取り入れやすい吉日と言えるでしょう。
運気を上げる!一粒万倍日に「やると良いこと」
一粒万倍日は「増える」「発展する」エネルギーが強い日です。具体的にどのようなアクションを起こすと良いのか、代表的な例をご紹介します。
新しい物事のスタート(開業・引越し・習い事)

「種をまく」という意味合いから、新しいことを始めるのに最適です。
- 仕事・ビジネス: 開店、開業、会社設立、新規プロジェクトの立ち上げ
- 生活: 引越し、新しい家具の使い始め
- 自己投資: 習い事の申し込み、資格勉強の開始、ダイエットのスタート
「これから大きく育てたい」と思うことがあれば、ぜひこの日をスタート日に選んでみてください。
金運に関わるアクション(財布新調・口座開設・宝くじ)

お金に関することも「万倍に増える」とされ、金運アップの大チャンスです。
- 財布: 新しい財布を買う、または「使い始める(お金を入れる)」
- 銀行: 銀行口座の開設、投資の開始
- 宝くじ: 宝くじ売り場に行列ができるのは、当選金が万倍になることを願ってのことです。
たとえ少額の出費であっても、「将来の自分のための投資」であれば、それは有意義な種まきとなり、やがて大きな利益となって戻ってくると言われています。
お祝い事・永く続いてほしいこと(結婚・結納・入籍)

幸せが万倍に膨らむという意味で、慶事にも非常に適しています。
- 結婚: 入籍、結婚式、プロポーズ
- 家族: 結納、顔合わせ、出生届の提出
- 贈り物: 大切な人へのプレゼント購入
夫婦生活という「新しい種」をまき、幸せを大きく育てていくスタートラインとして、多くのカップルに選ばれています。
苦労も万倍に…?一粒万倍日に「してはいけないこと」
一粒万倍日には「良いこと」だけでなく、「悪いこと」も万倍にしてしまうという特徴があります。小さなトラブルが大きく膨れ上がってしまうのを避けるため、以下の行動は慎むのが賢明です。
借金やローンの契約
この日に借金をすると、「借金が万倍に膨れ上がり、返すのに苦労する」と言われています。
人からお金を借りることはもちろん、クレジットカードでの高額なローン契約や、必要のない散財も避けたほうが無難です。(※将来のための前向きな投資や、住宅ローンなどは例外とされる場合もありますが、気になる方は避けたほうが良いでしょう)
人との争い・喧嘩・悪口
些細な口論が、修復不可能なほど大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。
また、人の悪口や嘘も、めぐりめぐって万倍になって自分に返ってくるとされます。この日はいつも以上に穏やかな気持ちで過ごし、言葉遣いに気をつけましょう。
別れ話や退職届など「終わらせること」
諸説ありますが、一粒万倍日は「増幅させる日」であるため、「減らす」「別れる」「終わらせる」といった行動には不向きとする考え方があります。
退職や離婚、閉店などは、この日を避けて別の日に設定することをおすすめします。
気になる組み合わせ!他の「六曜・吉日」と重なったら?
カレンダーを見ていると、一粒万倍日が他の吉日や凶日と重なっていることがあります。その場合、運気はどうなるのでしょうか?基本的な判断ルールをまとめました。
| 組み合わせ | 判断・ルール | 詳細 |
|---|---|---|
| 天赦日 | 最強の大吉日 | 効果がさらに高まる。新しいことを始めるのにこれ以上ない最高の日です。 |
| 寅の日・巳の日 | 金運の特異日 | 金運効果が倍増。特に財布の購入や使い始めにベストな組み合わせです。 |
| 大安・友引 | 大吉 | お祝い事に最適。結婚式や入籍など、慶事を行うのにおすすめです。 |
| 不成就日 | 効果半減・注意 | 吉凶が相殺される、または凶が勝つとされるため、重要な決定は避けるのが無難です。 |
| 仏滅 | 解釈による | 吉凶が相殺されるとも、一粒万倍日の力が勝るとも言われます(後述)。 |
最強の開運日!「天赦日(てんしゃにち)」と重なる場合
「天赦日」は、年に5~6回しかない日本の暦の上で最上の吉日です。「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」とされ、何をやってもうまくいく日と言われています。
一粒万倍日と天赦日が重なる日は、1年の中でも数回しかない「スーパー開運日」です。この日に合わせて財布を新調したり、入籍したりする人が急増します。
金運アップ!「寅の日」「巳の日」と重なる場合
寅の日(とらのひ): 「虎は千里往って千里還る」ということわざから、使ったお金がすぐに戻ってくると言われます。
巳の日(みのひ): 蛇(巳)は弁財天の使いとされ、金運・財運に良い日です。
これらが一粒万倍日と重なると、金運に関しては最強のパワーを発揮します。
効果半減?「不成就日(ふじょうじゅび)」と重なる場合
「何事も成就しない日」とされる不成就日と重なった場合、「一粒万倍日の良いパワーを打ち消してしまう」と考えられています。
どうしてもその日でないといけない理由がない限り、大きな決断や契約は別の日にずらしたほうが安心です。
「仏滅」と一粒万倍日が重なる場合の考え方
六曜の「仏滅」と重なった場合、判断に迷うところです。
一般的には「吉凶が半分ずつになる(プラスマイナスゼロ)」と考える説や、「一粒万倍日は六曜とは別物なので、縁起の良さは変わらない」とするポジティブな説など様々です。
ただ、結婚式などの慶事では、親族への配慮として仏滅を避ける傾向がまだ根強くあります。
【目的別】財布・結婚にベストな日の選び方
「一粒万倍日ならいつでも良い」わけではありません。目的に合わせて、他の吉日との掛け合わせを見ると、より良い日取りが見つかります。カレンダーを見る際は、以下の組み合わせを探してみてください。
財布をおろすなら「一粒万倍日+寅の日・巳の日」
お財布を使い始める(おろす)なら、金運に特化した吉日との重複を狙いましょう。
- ベストな日: 一粒万倍日 + 寅の日
- ベストな日: 一粒万倍日 + 巳の日(または己巳の日)
- ベストな日: 一粒万倍日 + 天赦日
結婚式や入籍なら「一粒万倍日+大安・天赦日・母倉日」
結婚に関しては、「金運(寅・巳)」よりも「愛情・繁栄」や「六曜(大安)」を優先します。
- ベストな日: 一粒万倍日 + 天赦日 (最強の入籍日!)
- ベストな日: 一粒万倍日 + 大安
- ベストな日: 一粒万倍日 + 母倉日(ぼそうにち) ※「天が人を慈しむ日」で結婚に大吉
よくある質問(FAQ)
一粒万倍日に関して、よくある疑問にお答えします。
Q. 自分の誕生日が一粒万倍日だと意味はある?
A. 素晴らしい巡り合わせです!
生まれた日が吉日であることは、生まれながらにして「発展する力」「成し遂げる力」を持っているとも捉えられます。また、毎年の誕生日に一粒万倍日が重なる年があれば、その年は新しいことに挑戦する大きなチャンスの年と言えるでしょう。
Q. 午後から行動しても大丈夫?(時間帯について)
A. 基本的には1日中吉日ですが、「朝」のスタートがおすすめです。
一粒万倍日自体に「時間帯の吉凶」はありませんが、新しいことを始めるのは、太陽が昇っていく午前中が良いとされています。ただ、こだわりすぎて動けなくなるよりは、午後でも行動に移すことのほうが大切です。
Q. そもそもどうやって日付を知ればいい?
A. 「吉日入りカレンダー」を活用しましょう。
スマホで検索するのも良いですが、壁掛けカレンダーや手帳にあらかじめ「一粒万倍日」「天赦日」などのマークが入っているものを使うのが一番便利です。
「今日は何の日かな?」と毎朝チェックする習慣がつくと、日々の生活にメリハリが生まれ、前向きな気持ちで過ごせるようになります。
まとめ
一粒万倍日は、「あなたの小さな一歩を、万倍の成果へと後押ししてくれる応援日」です。
「新しいことを始めたいけれど、勇気が出ない」
「大切な買い物をいつにするか迷っている」
そんな時は、ぜひ手元のカレンダーで次の一粒万倍日を探してみてください。「よし、この日にやろう!」と決めるだけで、未来へのワクワク感が万倍に膨らむはずです。



